このアルバムは彼女が結婚・出産から復帰してからの曲たちで、別に今ベストを出す必要ないんじゃないの?とか、最近、頻繁にベストが出てるような時に出さなくても・・・とか、いろいろ思って、あんまり興味なかったです、実は。それに、どちらかというと、結婚前のほうがはじけててとてもよかったし、結婚してからのなんとなく落ち着いたような雰囲気があんまり・・・と思ってたんだけど、意外とこの一枚はよかった。安室ちゃん、結構いい歌歌ってんのね〜って感じ。小室さんからだんだん離れていく(いった?)のを見ていると彼女の時代も終わったんかなあと思ってしまうけど、彼女は本当はこれから自分の色でやっていくときなんじゃないかなあ。もちろん、あの輝いていた時代は彼女の色や個性がめちゃめちゃ目立ってたとも思う。でも、私は彼女にはたとえ、どんなバックグラウンドでも輝いていられる人になって欲しい。今は、あんまり彼女の個性が見えなくなってるような気がする。 あんまり、安室ちゃんのシングルはじっくり聴く機会もなかったんだけどこのアルバムは通しで聴くと結構いいです。バラード系がやっぱり多くなってきてるけど、「no more tears」とか、いいなあ。アグレッシブな夢に向かって突き進むというより、今の現状の幸せをつくづく大事にしていこうって雰囲気が結婚・出産後っていうことの証拠かな。大体の曲がそんな感じがしました。