倖田來未、大塚愛ら女性エンターテイナー紹介

倉木麻衣や愛内里菜をはじめとするGIZA studio のメンバーが、夏のビーチにピッタリなサーフミュージックをカヴァーしたオムニバスアルバム。ビーチ・ボーイズのミディアムナンバーを、軽やかなサウンドに乗せて優しいヴォーカルでリメイクする倉木麻衣、愛内里菜の歌声がはじけるビーチ・ボーイズのメドレー、シャープなダンスビートと開放感いっぱいのサーフサウンドが軽快な中村由利、キュートな歌声の松永安未のほか、2002年秋のデビューが予定されている新人女性シンガーの滴草（シズクサ）由実が、17歳とは思えない迫力のヴォーカルを披露するも収められている。（速藤年正）

これは駄目だーーー！

GIZAグループによるThe Beach Boysカヴァー集。ちょうどこの頃、BB5のCD再発やBrian Wilson来日など、再評価が最高潮だった。それにSurfしたわけじゃないだろうけど・・・ちょっと聴くに耐えない所が多々ある。大体、BB5を舐めすぎてるだろ？無謀すぎるオキラク企画ｗ・・・不評の原因は「Mike Love」の不存在。彼がどれ位、BB5の曲に貢献しているか研究が足りなかったようだｗまるで背骨が抜けた魚みたいな曲が並ぶ。それでも、「Girls On The Beach」は秀逸！素晴らしい出来だよ、ホント。
でも、邦楽界でこうした動きが出るのは嬉しいし、歓迎したい。

　なんか段々「ＧＩＺＡの自己満足」みたいな感じがしてならない。
　小松未歩さんや宇徳敬子さんがサポートしているのでカタチになっているが・・・
　これを本場のＵＳの人に聞いてちゃんと評価して欲しい・・・
　「企画」という匂いがしてならない。
　「企画」であっても、それを感じさせないモノを作れる実力があるのだから・・・

今作は、昨冬に出た『GIZA studio R&B respection Vol.1』に続く、GIZA Studio2枚目のコンピレーション・カバーアルバムとなった。前作は6名であったが、今作は参加人数が大幅に増えており、よりグレードが上がったと思われる。
カバーアルバムであることから、（ビーチボーイズ等）原曲FUNにはちょっとと思う所も多いと思うが、持ち歌でないこと、他のアーティストとの比較が容易であるということから、参加アーティストの歌唱力を客観的に見るにはこれ程適したものはないと思う。勿論、曲に合う合わないというものはあると思うが、これが一つの楽しみ方と言える。
今作において特徴的なことは新人アーティストが多く参加したことである。既にデビューした北原愛子、三枝夕夏、今後デビューの滴草由実、菅崎茜（コーラスでの参加）などを試しに聴いてみると良いと思う。滴草は、今作!参加している愛内里菜がデビューのきっかけとなったオーディションで同じく優勝している。この歌唱力は聴く価値ありと思う。筆者個人としてはこの中では三枝夕夏が良いかなと思った。