delicious way
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価格 | 商品名 |
¥ 2,905 | delicious way |
デビューシングルの大ヒットでいきなりのブレイクを果たした彼女の、ファーストアルバムにして、2000年前半の最大の話題作である。
「J-R&B」にカテゴライズされることも多い彼女だが、本作でのサウンドは、ソウル〜ヒップホップ〜80年代(アメリカン)ポップスと、かなり幅広い。濃密なキャラを押しだす女性アーティストが多いなかで、純粋に「シンガー」に徹しようとする彼女の音楽的志向は、ホントに貴重だ。妙なクセがなく、透明感あふれる声もやはり魅力的だ。(森 朋之)
素直に、そして前向きに |
倉木麻衣(Mai-K)としての最初のアルバム。高校生というらしさが出ているように思えます。
歌詞がとても素直でまじりっけがほとんどない、等身大の倉木麻衣がここにいます。それが特に顕著なのが「happy days」離れてしまった親友に届けたいという歌なのですが、とても感情が率直に表れていてとてもいい曲です。それ以外にも、コナンのエンディングに使われた「Secret of my heart」や「君との時間」などはゆったりとしたバラードソング、感情移入しやすい曲です。
そうかと思えばタイトルチューンの「delicious way」や「NEVER GONNA GIVE YOU UP」「Everything’s All Right」などはアップテンポなダンスチューン。デビュー曲の「Love,Day After Tomorrow」もそれに近い曲で倉木麻衣の幅広い実力には脱帽です。
素直に聴けます!! |
3曲目の「Secret of my heart」をテレビで聴いてとても印象に残り好きになったので思い切ってCDを購入しました。
始めの曲はほとんどCMかなにかしらで聴いたことがあるので聴きやすく、更に4曲目からは聴いたことのない曲なのに耳にすっと入ってきて楽しめます。とにかく全曲はずれがありません。
通して彼女の世界を堪能した頃には、カラオケでも彼女の曲が歌いたくなるはずです。
☆5にはしましたが・・・。 |
シングル曲については何もいわなくても
世間に良く知られていますからみなさんの考えている通りの楽曲です。
なので、アルバムオリジナル曲について語らせて戴きます。
楽曲一つ一つに焦点を当てたとき、「いいな。」と思えたのは
「Delicious Way」と「happy days」のみです。
両者とも大野愛果氏の作曲です。
アルバムタイトルチューンの前者はそれまでのシングルにはみられなかった
とても明るく‘はじけた’ポップな曲です。
後者はほろ苦く切ないメロディ。
歌詞に出てくる主人公を「名探偵コナン」の工藤新一に当てはめてみるとけっこうイケます。
それは、置いといて。
今回のオリジナル曲にはYOKO B. Stoneさんの曲が多く、
普通に邦楽しか聴いていない人にしてみれば
好みでない曲が多いと思います。
しかし、個々で聴くのではなく、‘アルバム’で聴いてみれば
自ずとこのアルバムの真の素晴しさが分るでしょう。
戻ってくる・・・ |
こんなに遅くにこれのレビューを書くのは「やっぱりいいな」と
思ったから。
今現在一番新しい「If I Believe」を聴いていて、
(これはこれでいいのだが)
やはりこれが一番倉木麻衣らしいと思ってしまう。
歌い方は今と比べて荒削りのところはあるが、幅広いジャンルの
曲が収められており、最初の頃の衝撃を思い出させる。
どの曲もいいが、特に「Delicious Way」「Stepping ∞ Out」は
ちょっと今のイメージとは違うのでおすすめ。
宇多田ヒカルのコピーではない。 |
バラードを唄う表現力が無いばかりか、アップテンポのダンスポップスさえ満足に歌いこなせていない。本当に全米デビューしたのか疑ってしまう。(宇多田ヒカルの真似して、日本デビューの泊付けなんだろうが。)
宇多田ヒカルは青臭いが自分の生理から出て来た言葉で唄っているのに対して、J−POPに有りがちで綺麗で聞こえが良い言葉を継ぎ接ぎしただけという感じの詩。
メアリー・J.ブライジ以降(日本ならMISIA以降)のヒップホップ/ソウル色が強いJ−R&Bではない。90年代初頭のJ−POP(小室哲哉以前の、ベタベタな歌謡曲ではないけれど、洋楽色も強くない時代のJ−ポップス(例えば、ZARDや岡本真夜や広瀬香美がヒットを飛ばしていた時代)の曲に少しだけ洋楽色を強めた感じ)を思い出させる曲だ。宇多田ヒカルより槇原敬之を彷彿させる。R&Bより80年代エレクトロニカポップスが似合う。
宇多田ヒカルは母親の藤圭子譲りの山口百恵を彷彿させる湿った禁断の果実的な色気たっぷりなのに対して、中性的で無機質で乾いた印象が強い。
宇多田ヒカルより倉木麻衣の顔と声が好き。歌唱力と詩に目を瞑れば、完成度が高いポップスになっているのが理解出来るだろう。R&Bよりテクノ/ハウスが好きな私の体が疼いた。倉木麻衣の声質を活かすなら、R&Bよりテクノ/ハウスを唄わせた方が良いと思うんだけどなぁ。